はじめに
こんにちは、ひよたろです。
私は2025年、危険物取扱者試験(甲種)を受験し、なんとか合格することができました。この記事では、合格までの勉強方法や活用した参考書・YouTubeチャンネルなどを紹介します。これから受験される方の参考になれば幸いです。
危険物取扱者とは
危険物取扱者には大きく分けて以下の資格があります。
- 甲種:すべての危険物を取り扱える
- 乙種:合格した類の危険物のみ取り扱える
- 丙種:引火性液体を取り扱える
この中で甲種は最上位資格で、唯一受験資格が必要です。私は大学で化学系の学部を卒業していたため受験できました。
試験は 2時間半・45問 で出題範囲は以下の3分野。各分野で6割以上正解すれば合格です。
- 危険物に関する法令(15問)
- 物理学および化学(10問)
- 危険物の性質と火災予防・消化方法(20問)
👉 詳細は 消防試験研究センター 公式ページへ。
テキスト&YouTubeで概要をつかむ
まずはテキストを購入し、YouTubeで試験全体の概要をつかみました。
特に「法令」と「危険物の性質」に重点を置くことに。物理化学は大学で学んでいたので直前対策でカバーする方針にしました。
- 使用テキスト:工藤本(Amazonリンクはこちら)
- YouTube:「けみちるチャンネル」さん(チャンネルはこちら)
けみちるさんは最近、フルカラーの参考書も出版されています。これから勉強を始める方にはこちらもおすすめです。
▶ Amazonで見る
問題演習とスライド作り
購入したテキストの問題を 3周 しました。
また、電車などの隙間時間に勉強できるよう「けみちるチャンネル」のスライドをスクリーンショットして、自分用の復習スライドを作成。特に法令と危険物の性質を中心に暗記を進めました。
下記けみちるチャンネルさん引用

試験直前の対策
模擬試験を解いてみると、正答率は6〜7割。
語呂合わせや重要ポイントを再確認し、隙間時間にはスライドとYouTubeを倍速で繰り返し視聴しました。
1回目の試験(不合格)
試験は午後から。午前中に復習をして臨みましたが結果は不合格…。
- 法令:54%
- 物理化学:70%
- 性質・予防・消化:80%
あと1問で合格だっただけに悔しい結果でした。
再受験を決意
落ち込みましたが、このまま終わりたくないと思い立ち、消防試験研究センターのHPで別地域の試験日程を調べ、遠方の会場で再挑戦を申し込みました。
👉 試験情報検索
2回目の試験(合格!)
しかし、申し込んだ後は燃え尽き症候群になり、勉強は数日に1度テキストを眺める程度…。
「せっかく遠方まで来たから観光ついでに受けよう」と軽い気持ちで臨んだ試験でした。
正直、手ごたえはなく落ちたと思って合格発表も見ませんでした。
ところが通知が届いてみると――
なんと合格! 🎉
- 法令:60%
- 物理化学:60%
- 性質・予防・消化:60%
各分野ともギリギリ合格ライン。あと1問でも間違えていたら落ちていました(笑)。
終わりに
1度目は惜しくも不合格、2度目はほとんど運で合格という結果でした。
ただ、ある程度勉強しておけば「運で受かることもある」という実感が得られたのは大きな収穫です。
これから受験される方は、 法令を重点的に対策すること をおすすめします。私の体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
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