こんにちは、ひよたろです!
前回の記事(資産1,000万円を貯めるまでにやったこと)から、ついに資産2,000万円という次の大台を達成しました!
1,000万円までは「貯め力」が主役でしたが、この2,000万円までの道のりは、「貯める」から「増やす」へと戦略を大きくシフトした時期でした。
今回は、その具体的な戦略と、資産を2倍にするためにやったことを全てお話しします。
達成までの道のりと内訳:複利の力が加速!
資産1,000万円から2,000万円を達成するまでに要した期間は2年4ヶ月でした。
資産内訳の変化
達成時の内訳と、1,000万円達成時からの大きな変化を見てください。
資産項目 | 2,000万円達成時の金額 | 1,000万円達成時との変化 |
預金・現金 | 10,135,302円 | ほぼ横ばい(生活防衛資金を維持) |
株式(現物) | 3,866,398円 | 大きく増加 |
投資信託 | 6,308,387円 | 大きく増加 |
ポイント | 25,257円 | 増加 |
合計 | 20,335,344円 |
見ての通り、株式と投資信託の割合が劇的に増えました。これは、投資元本が増えたことによる「複利」の恩恵と、意図的に資産配分をリスク資産に振り分けた結果です。
1,000万円までは「労働と節約」の力でしたが、2,000万円達成には「投資の力」が不可欠でした。
2,000万円の壁を越えるためにやったこと【戦略編】
「先取り貯蓄」から「先取り投資」へシフト
1,000万円を達成し、十分な生活防衛資金(約6ヶ月~1年分の生活費)を確保したと判断したため、毎月のルーティンを「先取り貯蓄」から「先取り投資」に切り替えました。
- 毎月の入金力を最大化:給与が入ると同時に、生活費以外の余剰資金の大部分を投資に回す仕組みを構築。
- 新NISAを目標に資金を積立:特に2024年からの新NISA制度開始に向けて、非課税投資枠を埋めるための資金を積極的に積み立てました。
【ひよたろのポートフォリオ公開!】 現在の投資の内訳や方針はこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
資産を加速させた「ライフイベント」戦略
この期間は、私生活でも大きな変化がありました。
- 結婚による収入増加(共働き):共働きになったことで、世帯としての「入金力」が劇的に向上しました。これが資産増加の最大の要因の一つです。
- 固定費を徹底維持:結婚を機に社宅に入り、車を持たない生活を継続しました。収入が増えても生活水準を上げない(ライフスタイル・クリープを防ぐ)ことが、資産増加を加速させます。
- 結婚式をしない決断:数百万円かかることの多い結婚式をしないことを夫婦で決断しました。これにより、その資金を全て投資元本に回すことができました。結婚に対する考え方はこちらにまとめています。
継続は力なり!「徹底的な節約」と「緩急」のバランス
資産が増えても、基礎となる「貯め力」は継続しました。
- 固定費の見直し:家賃、通信費、保険など、一度見直せば効果が持続する固定費は定期的にチェック。特に通信費は夫婦で最安値を追求しました。
- 「思い出」にはケチらないメリハリ:節約を続ける秘訣は、苦しくならないことです。たまの旅行や美味しい外食など、記憶に残る「思い出」に関わる出費には惜しみなくお金を使いました。このメリハリが、日々の地道な節約を無理なく続けるエネルギーになります。
挫折を防ぐ「モチベーション維持」の秘訣
1,000万円という大台に乗った直後は、「燃え尽き症候群」のように目標を見失い、散財してしまうリスクがあります。
私はこの時期、「新NISAの非課税投資枠(1,800万円)を最速で埋める」という新たな明確な目的を持つことで、モチベーションを維持できました。
目標額だけでなく、「制度を最大限に活用する」という新たなミッションを設定することで、資産形成への意欲を途切れさせずに済みました。
次なる目標へ:資産3,000万円を突破するために
2,000万円は通過点。ここからは、いよいよ投資元本が十分になり、複利の効果が爆発的に高まるフェーズです。
資産3,000万円を達成するためには、入金力を維持しつつ、市場の変動に耐える「長期・積立・分散」のルールを徹底することが重要になります。
次回の記事では、この「複利の力を最大化」するための具体的な投資戦略や、3,000万円達成までの道のりで直面した課題と対策について詳しくお話しする予定です。
皆さんも、「貯め力」と「増やし力」の両輪をバランス良く回し、次のステージを目指しましょう!引き続き一緒に頑張っていきましょう。
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