「まだ完璧じゃなくていい」。私が実践した休職中期の「活動できる日」の過ごし方

仕事とお金

※この記事は休職初期の過ごし方の続編になります。

はじめに:心と体が動き始めたら

休職も4カ月目以降になると、心身ともに少しずつ回復の兆しが見えてきます。

「仕事に戻るのが怖い」という気持ちは残っていても、以前より活動できる日が増えてきました。ただし、この時期も「動ける日」と「動けない日」が混在するのが特徴です。

この記事では、そんな心身が“動ける日”に、私が実際に「無理なく」取り組んで良かった具体的な行動を紹介します。「まだ完璧じゃなくていい」と自分を認めながら、少しずつ活動の幅を広げていくためのヒントになれば幸いです。

休職流れについては下記に記事がありますのでよかったらご覧ください。

転職サイトに登録・応募してみる(市場価値の確認)

休職が長引くと「このまま今の会社に戻れるのか…」と漠然とした不安に襲われます。

私は、復職と転職を天秤にかける意味でも、転職サイトに登録し、実際にいくつかの求人に応募もしてみました。

結果としてすぐ転職に踏み出したわけではありませんが、自分の市場価値を知ることで、「もしもの時も大丈夫かもしれない」という安心感が生まれ、気持ちが少し楽になりました。焦って転職活動をする必要はありませんが、情報を集めるだけでもおすすめです。

読書とアニメ視聴でじっくりインプットを楽しむ

会社勤めの頃は、まとまった自由時間がなかなか取れませんでした。

そこで休職中期は、前から気になっていた本やアニメにじっくり向き合う時間を意識的に作りました。

  • 文芸小説、ライトノベル
  • 見逃していたアニメ作品

読書や視聴は「時間を贅沢に使う」感覚があり、いい気分転換になりました。焦りや罪悪感を忘れ、「今、自分は好きなことをしている」という満足感が、心の回復を助けてくれます。

気分転換と自信のために資格勉強を始める

心に少し余裕が出てきたタイミングで、以前から興味のあった資格の勉強を始めました。

私は「危険物取扱者(甲種)」に挑戦し、無事に合格することができました。

資格勉強は、新しい知識を得る喜びと、結果を出したことによる小さな自信を取り戻すきっかけになります。もし興味のある資格があれば、無理のない範囲で挑戦してみるのがおすすめです。

サウナで五感をリフレッシュする

サウナは休職前から休日の楽しみとしてよく行っていたのですが、休職中期にはより大切なリフレッシュ手段となりました。

  • サウナ
  • 水風呂
  • 外気浴

この「ととのう」流れを楽しむことで、頭の中がすっきりし、心が晴れやかになりました。五感を刺激する行動は、ネガティブな思考から強制的に離れるのに効果的です。運動や入浴など、あなたが「気持ちいい」と感じるリフレッシュ方法を積極的に取り入れてみてください。

「できること」を認め、焦らない

休職中期は「動ける日」と「動けない日」がまだまだ混在します。

無理に予定を詰め込む必要は一切なく、元気があるときに自分がやりたいことに、最小限の力で取り組むだけでも十分です。「動けない日は休む」「動ける日は活動する」とメリハリをつけることこそが、回復期には大切です。

この時期に「できること」を認め、小さな達成感を積み重ねることが、後の復職や転職に向けた大きな自信につながります。

そして、休職が後半に差し掛かると、復職に向けた準備や、これからの働き方をどうするか考える時間も増えてきます。次回は「休職後期の過ごし方」についてまとめていきます。

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