話題のChat-GPT、貿易実務でも使える?!

貿易

日々AI技術は進化し、日常生活に多くの新しい可能性をもたらしています

最近、「ChatGPT」という自然言語処理AIが注目を集めています

この新しい技術が「貿易実務」にどのように活用できるのか、考えてみました

ChatGPTって何?

そもそもChatGPTって何なのかと言うと、OpenAIという会社によって開発されたAI技術の一つです

大量のテキストデータを学習して、その結果人間のような自然な対話が生成できる、というものです

今あちこちで話題になっていますので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか

貿易実務での活用方法

では、具体的に貿易実務の仕事においてどのように活用できるのか考えてみました

英文メールの確認や作成

まず、貿易取引では、異なる言語でのコミュニケーション(メールや電話)が頻繁に発生します

ChatGPTは多言語対応ですので、言語の壁を乗り越えるのに役立ちます

貿易実務者は日常的に多くのメールを読み書きしていますが、ChatGPTを使うことで翻訳の手間を省いたり、スムーズなコミュニケーションの手助けをしてくれます

例えば、届いたメールで分からない単語やフレーズがあったとき、ChatGPTに意味やニュアンスを確認することができます

試しに「without any hitch」の意味を聞いてみました

どうでしょう?結構分かりやすく教えてくれると思いませんか?

使えるシチュエーションまで教えてくれるので、実際のニュアンスまでイメージしやすいなと思いました

他にも「台風の影響で遅れが発生したときのメール」も作ってもらうよう依頼してみました

もちろん状況に合わせて推敲する必要はありますが、一瞬でここまで作ってくれるのはかなり助かりますよね

イチからすべて一人でメールを作り上げる時間を考えると、かなりの時短になると思います

まず下書きを作ってもらって、それに修正を加えていく、という流れにするとあっという間にメールが完成します

1日に何通もの英文メールを打つ貿易実務者にとっては、とても助かりますよね!

また、ビジネスシーンに合わせた文章を作ってくれるのも心強いところです

文章の作成

また、貿易実務者は海外とのコミュニケーションだけでなく、国内の取引先とのコミュニケーションも多く発生します

日本語で何と言ったらいいのかな…と迷ったときにも、ChatGPTが助けてくれます

例えば、相見積もりを取った相手にお断りを入れるとき、角が立たないようにお断りしたいですよね

そんなときの適切なメールもChatGPTが一瞬で考えてくれます

こちらも状況に合わせて推敲する必要はありますが、イチから考えるよりは圧倒的に早くメールを作成することができます

修正してほしい部分をChatGPTに伝えると、ChatGPT自身で修正することも可能です

ChatGPTを使うときの注意点

便利なChatGPTですが、いくつか注意点もあります

注意点その1:入力する情報に要注意

ChatGPTにおいては入力したデータがモデルの学習に利用されることになっています

ですので、具体的な社名や金額、個人情報は絶対に入力しないようにしましょう

入力したらダメな情報

  • 取引先の社名・担当者名
  • 契約内容
  • 納期
  • 価格
  • その他特定される可能性のある情報

注意点その2:内容が正しいかどうかの精査は必要

ChatGPTが教えてくれる情報は100%正確とは限りません

実は間違った情報を(さも正しいかのように)出力する場合もあるのです

例えば「長澤まさみについて教えてください」とChatGPTに聞いたところ、このような回答が来ました

一見、正しい情報のように見えるのですが事務所の情報によると、長澤まさみは「神奈川県」ではなく「静岡県」出身のようです

また、「ごくせん」にも出演していないのです

このように、ChatGPTの回答が必ずしも正しいかどうかは分からないので、自分で精査する必要があります

まとめ

ChatGPTは、100%信頼はできないものの、国内外とのやり取りが多く発生する貿易実務ではかなり有効に活用できると思います

新しい技術を取り入れる際には検討が必要ですが、ChatGPTを活用することでそれぞれの仕事で高いパフォーマンスを発揮できると思います

是非、この新たなツールを活用して、貿易実務をより効率的に行ってはいかがでしょうか?

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